接客の要が「気配り」です
お客様に対する「気配り」が必要ということは誰もが自覚していることではありますが、実は多くの人が出来ているようで出来ていません。
ナイトワークではなく日常生活で分かり易い例を挙げてみましょう。
「前を歩いていた人が定期券を落とした」「電車で慌てて下車した人のカバンが席に置き忘れてあった」というシチュエーションで、あなたならどう行動されますか?
当然のことですが、「定期券を渡す」「追いかけてカバンを渡す」もしくは「駅員さんに預ける」ということが出来れば文句なしですが「見て見ぬフリ」をする人が多いのもまた事実です。
何故だと思いますか? それはズバリ、「周囲の目が気になるから」です。良くも悪くもやはり周囲がどう思うか気になるところ。
これが落とし穴になるということを今日は説明します。
まずは実行してみよう
先ほどは「ついつい遠慮して見て見ぬフリをしてしまいがち」だと言いましたが、実は裏を返せばそこから一歩踏み出すだけであなたの良い部分をしっかりと見てくれるはずです。
案外簡単です。
これはお仕事だけに限らず、日常生活でも同じです。同じということはお仕事に充分活かせますし、お客様もあなたのことを必ず見てくれます。
ナイトワークでも意外とこの点が実践できている方が少なかったりします。お客様はこんな細かい気配り上手なあなたのことを求めて来店する人も多いので、この程度のことでも出来れば非常に好感が持たれます。お客様は意外と女性のことを見ていますので、本当に意外なほど些細な部分でも気付いて頂けるので間違いないでしょう。
ただし気配りと言っても神経質になりすぎずあくまで「自然に」行うのがベストなので注意も必要です。
大半は普段の生活から取り組めることなので、普段からコツコツやっていくのがおすすめです。いきなりハードルの高いところから考えず、席を譲ってみたり、すぐに実践できることから始めてみましょう。
こういうちょっとした行動が習慣になることで、徐々に接客でもあなた自身が変わっていきます。
これは「やろうやろう」とするから苦痛と感じたり、ハードルが高く感じてしまうのですが、逆に習慣になってしまえばなんてことはありません。自然と馴染んでいけばいつの間にか身につきます。